活動内容私たちの想い
不幸な命を増やさないために
不幸な命を救う活動の中でも大きく分けて2つ、切り離すことのできない問題。
1つはもっとも重要な、これ以上不幸な命を生み出さないこと。保護活動では追いつかない(救いきれない)過剰繁殖の現実。
一度も産ませない早期不妊手術が普及し、生まれる数を制限することでしか、溢れかえり殺処分される命を救う具体策はないと、TNRを始め不妊手術を第一の基本柱に力を入れています。
そしてもう一つ。
今、生まれ出ている犬や猫をどうするのか。そこにも重きをおかなければならない事から、譲渡活動にもまた、力を注いでいます。現状ではこの二つが車輪の両輪だと考えています。
譲渡への想い
犬や猫と暮らす。言葉で想いを伝える事ができない家族と暮らす事は、思っている以上に簡単な事ではないですよね。
私たちは人も動物も幸せに、出会いからお別れの時まで「笑顔で暮らせる毎日が続きますように。」そう願いマッチングから日々のお悩みごとも一緒に考え、1頭1頭丁寧な譲渡を目指しています。
なので、飼いたいと思った子が必ずしもお迎えできる子ではないケースも。
近年、寿命も犬は18年ほど、猫では20年を超える事も珍しくなくなり、老齢期の動物の介護や20年後の自分の予測も必要ですね。
私たちは、大切に思う犬猫が幸せになるためには、まず飼い主さんに心身共に健康でいて頂かなくてはと考えています。
20年先を見据えながら、飼い主さんが、「この子が来てくれて良かった」と思い、迎えられた犬猫が、無理なく安心して暮らせる。
そんな橋渡しを心がけています。
そして、いつか、この両輪で私たちの活動はどんどん小さくなって、必要がなくなるように、そんな未来を目指しています。
サクラの輪 動物愛護会+スペイクリニック
代表 日向千絵